Cleo SolのGolden Child (Jealous)という曲が良い歌で、よく聴いている。Cleo Solはほかにも良い曲や良いアルバムがたくさんある。何が良いかと問われると、私は答えられない。何もかもを言葉にする必要はない。Golden Child (Jealous)は、
They're just jealous of your mind, mind
They're just jealous 'cause you're kind, kind
Maybe it's 'cause you're aligned, ah, ah
But you've got to live your life, life
They're just jealous of your soul (Soul)
They're just jealous 'cause you've known (Know)
Maybe it's because you glow, glow, glow
I hope you know you're not alone
They're just jealous of your mind, mind
They're just jealous 'cause you're kind, kind
'Cause you are a golden child
'Cause you are a golden child
'Cause you are a golden child
'Cause you are a golden child
'Cause you are a golden child
'Cause you are a golden child
God loves it when you smile (Smile)
'Cause you are a golden child
という歌詞で、良い歌詞だな、と思う。
子どもを歌う歌が多いのは、彼女が妊娠か出産をしたからなのか。インタビュー記事など、読んだことはない。そもそもCleo Solという人が、どこの誰なのか、わからない。何もかもを知る必要はない。良いと思ったものが良いもので、それを聴くことに何の理由もいらない。この歌詞の良いところは、
彼らは嫉妬している あなたの心に
彼らは嫉妬している あなたの優しさに
あなたの矛盾のなさに
だけどあなたはあなたの人生を生きなくてはならない
彼らは嫉妬している あなたの魂に
彼らは嫉妬している あなたが知っているものに
あなたはこれからも成長する
どうかあなたが一人じゃないことを知っていてほしい
というところで、「嫉妬している」という構図が良い。美しく、力強い、正の念が込められている。何かを願う気持ちというものは強力なものだ。
と、考えてみれば、私たちは大人になっても、ずっとゴールデンチャイルドだった。だが普段の生活では、ほとんどその事実を忘れて過ごしている。これは単純に母親が子どもに送る歌というものにとどまらず、私たち自身のことを歌っている歌でもある。私たちは本当はとても幼い。
私たちはとても幼く、無力な存在である。が、愚かではない。
私たちは本当は暴力とは無縁の生き物である、と思いたい。が、おそらくそれは違う。
私たちはとても疲れている。
私たちは人にどう思われるかといったことを気にするのに、労働力の8割くらいを使っている。